「NHKマイルC・G1」(5日、東京)
前走の
ニュージーランドTは外傷明けで、慎重な調整過程だった
ボンドガールに一発ムードが漂う。田中良太助手に聞いてみた。
◇ ◇
-土曜朝は美浦坂路で4F65秒7-47秒2-14秒5。馬の雰囲気は。
「角馬場でアップしてから坂路を1本上りました。具合は良さそうです」
-事前発表の馬体重は前走比6キロ増の456キロ。
「前回と変わらないと思いますが、カイバはしっかりと食べていますからね。数字以上に体を大きく見せる馬です」
-成長したところは。
「精神的に大人になってきましたね。それでいて気は入っています。
ダイワメジャー産駒らしく、物見するような面はありますが、全体的にどっしりしてきました」
-前哨戦の
ニュージーランドTは2着。
「半年ぶりの実戦でどこまでやれるかと思っていましたが、馬場が渋っていた中でも粘れていたのは収穫です。(盛り返してきた)3着馬にもかわされませんでしたし、能力の高さを再認識しました」
-舞台は東京芝1600メートル。
「新馬戦を勝っていますし、サウジアラビアRCでも2着。良馬場でも走れますからね。馬にとっては一番いい舞台。相手はめちゃくちゃ強くなりますが、楽しみを持って臨みます」
-最後に意気込みを。
「昨年暮れの
阪神JFの時は当該週に放馬してしまって…。何とか無事にここまで来られましたし、ようやくG1に出走できます。馬は成長していますし、一度使った分の上積みも見込めます。好レースを期待しています」
提供:デイリースポーツ