前走の
高松宮記念は道悪で終始のめって力を発揮できなかった
ウインマーベル。
スプリンターズSで好走しているようにGIの壁ではなく、敗因は馬場状態と明確。悲観する内容ではない。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/11(土)
京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・東京芝1400m)
昨年の当レースで2着と好走している
ウインマーベル(牡5、美浦・
深山雅史厩舎)だが、前走は道悪が影響して全くの不完全燃焼。過去に
スプリンターズSでも連対しているように能力はGI級で前走は度外視して良いだろう。2、3走前に重賞を連覇と充実しており、そのときと同じ1400mに戻れば見直せる。馬場のいい東京で一変が可能だ。鞍上は
松山弘平騎手。
ソーヴァリアント(牡6、美浦・
大竹正博厩舎)は初めての1400mとなるが、むしろマイルよりもペースが上がりそうな距離で、持ち味を発揮できそう。休み明けだった2走前の
中山記念で太目だった馬体が、前走の
マイラーズCではきっちりと絞れ、体調面は上昇。道中、少し力むような走りから、この距離で覚醒する可能性は十分だ。鞍上はJ.モレイラ騎手。
その他、前走がGIで不得手な重馬場ながらコンマ8秒差と大きく負けなかった
トウシンマカオ(牡5、美浦・
高柳瑞樹厩舎)、条件が好転する昨年の当レースの勝ち馬
レッドモンレーヴ(牡5、美浦・
蛯名正義厩舎)、1400mに距離を縮めてから3連勝と充実一途の
リュミエールノワル(牡5、美浦・
上原佑紀厩舎)、一瞬の切れ味が光る
アネゴハダ(牝5、栗東・
佐々木晶三厩舎)、距離ベストの
ダディーズビビッド(牡6、栗東・
千田輝彦厩舎)が上位を窺う。発走は15時45分。