4日(日本時間5日)に行われた米G1・
ケンタッキーダービーで、日本から参戦した
フォーエバーヤング(牡3=矢作)が日本勢最高着順となる3着に入った。
1着の
ミスティックダン、2着の
シエラレオーネと僅差の激闘。特に
シエラレオーネとは最後の直線で火花散る叩き合いとなり、何度も馬体が接触。その中で、
シエラレオーネに騎乗したガファリオンの左手が
フォーエバーヤングの方に伸びている様子がSNSなどで拡散され、ファンの間では制裁案件かどうかで物議となっていた。
そんな中、米競馬専門紙の「BloodHorse」が「
ケンタッキーダービーの激戦を終えて帰国の途に就く日本の牡馬」と題した記事の中で、
シエラレオーネ陣営のコメントを伝えている。
シエラレオーネを管理するブラウン師は「
タイラー(ガファリオン)がやろうとしたのは左ムチのためのスペースを作り、馬を真っすぐに保つことだった」と説明。「左ムチを使用するための道を探したが、激しくぶつかり、ムチを使えなかった」と続けた。
その上で「彼(ガファリオン)にできたのは手綱を引くことだけで、馬の勢いは削がれてしまった。彼は私の馬を真っすぐにすることだけでなく、もう1頭の馬をムチで打たないように道を作ろうとしていた」とした。
「BloodHorse」は
フォーエバーヤング陣営は異議申し立てをしなかったことも伝えている。
スポニチ