◆第19回
ヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京・芝1600メートル)追い切り=5月8日、栗東トレセン
22年の
秋華賞馬
スタニングローズ(牝5歳、栗東・
高野友和厩舎、
父キングカメハメハ)は、坂路の2本目で53秒5―11秒8を計測した。躍動感のある動きで、久々だった
大阪杯を使った効果は大きい。高野調教師は「よく進んでいたなと思います。馬に携わって30年ほどですが、(騎乗した)西村淳騎手が“イルカみたい”と。初めて聞きました。少し速くはなりましたが無理はしていませんし、それこそイルカのような弾みが出ました」と目を丸くした。
昨年の
ヴィクトリアマイルは12着だったが、当時は疲れがあった影響で当初予定をしていた
大阪杯を回避しての結果だった。「心身ともにいい状態。昨年よりも断然いいです」と指揮官はきっぱり。
ナミュールを負かして
秋華賞を勝った実績からも、軽視は禁物だ。
スポーツ報知