前走
桜花賞は出走メンバー最速の上がり3F32.8秒を使って追い込み、3着となった
ライトバック(栗東・
茶木太樹厩舎)。前走後はノーザン
ファームしがらきへ放牧に出ており、4月25日に栗東へ帰厩。次走予定の
オークス(5月19日・東京芝2400m)に向けて調整を進めている。
今朝8日は2週前追い切り。2回目のハローが終了したCWへ
サンライズガッツとともに入場。馬場入り時は少し離れていた2頭だが、6F標識のあたりでは2馬身あるかないかの後ろ。ここでしっかり我慢できるかどうかが見どころだったが、ある程度折り合った状態で前との差を少しずつ詰めていく感じ。
4コーナーから最後の直線に向くところでは、相手の外を回ったにもかかわらず、楽々と相手に並びかけていく。そこからは並ぶ間もなく抜き去ってしまい、ラスト1F標識手前では1馬身ほど前に出ていた。
そしてゴールでは大差の先着でフィニッシュ。時計は6F82.7〜5F66.3〜4F51.3〜3F36.7〜2F22.7〜1F11.3秒。相変わらずポテンシャルの高さを感じさせる走りを見せており、一気に延長となる距離に関して、馬体のフレームから全く問題ない、というか歓迎できる材料にすら思える。
(取材・文:井内利彰)