待望の初勝利となるか。6日の
名古屋グランプリを圧勝した
ノットゥルノの半妹となる
マックスセレナーデ(牝3、栗東・
橋口慎介厩舎)が、土曜京都1Rの3歳未勝利(牝・ダ1800m)に挑む。
マックスセレナーデは父
ドゥラメンテ、
母シェイクズセレナーデ、母の
父Unbridled's Songの血統。半兄の
ノットゥルノは22年の
ジャパンダートダービーの覇者。6日の
名古屋グランプリでは8馬身差の逃げ切りで、3つ目の重賞タイトルを獲得している。また、祖母の
Desert Stormerは95年のBCス
プリントの勝ち馬だ。
ここまで8戦0勝。芝ダート、距離を試行錯誤しながら使われて、2着が1回、3着が3回。なかなか勝利に手が届かないが、中距離での逃げる競馬が板についてきたのは収穫といえる。特に近2戦は0秒4差の4着、0秒2差の3着と、いずれも惜敗。メンバーや展開一つでチャンスはあるだろう。
中2週の今回、前走に続いて兄の主戦を務める
武豊騎手とのタッグとなる。もう惜敗は御免。兄を彷彿とさせる逃げで、今度こそ勝利をつかみ取ってみせる。