「大魔神」佐々木主浩オーナーが所有するエヴァンスウィート(牝3、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜京都4Rの3歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。

　エヴァンスウィートは父スワーヴリチャード、母ハルーワスウィート、母の父Machiavellianの血統。半兄のシュヴァルグラン、半姉のヴィルシーナとヴィブロスはいずれもGI勝ち馬。偉大な母の最後の産駒となる。

　ここまで4戦0勝。昨年7月の新馬(中京芝1600m)は4角での不利も堪えて3着に終わった。その後も2着、4着、5着と人気ほど走れていないが、前々走は中1週、前走は良馬場の発表以上に重たい芝が堪えたイメージ。未勝利なら力上位であることは間違いない。

　今回は4カ月ぶりの実戦となるが、しっかりと乗り込まれて体調は良さそう。良馬場さえ叶えば、これまでのうっ憤を晴らす圧勝が期待できそうだ。