「京王杯SC・G2」(11日、東京)
松山騎乗の1番人気
ウインマーベル(牡5歳、美浦・深山)が重賞4勝目。直線は
レッドモンレーヴとの激しい追い比べとなり、いったん前に出られたが、最後は差し返して首の上げ下げ。写真判定の結果、昨年のこのレース2着馬に軍配が上がった。タイムは1分19秒7。2着に昨年の覇者
レッドモンレーヴ、3着に
スズハロームが入った。
松山は「いったんかわされたかなと思いますが、最後は差し返してくれて、
マーベルが最後まで頑張ってくれました。外に行く馬がたくさんいて並びは悪くないと思っていました。スタートが良かったので、前を見ながらいい形で運べましたね。手応えも良かったですし、追ってからも反応してくれて、2着馬が切れて来たんですが、しぶとく伸びてくれました」と相棒をたたえる。
この勝利で
安田記念(6月2日・東京)の優先出走権を獲得。「去年は2着で悔しい思いをしましたが、今年はこうして勝ち切ってくれて成長を感じます。次をどうするかはオーナーと相談してになると思いますが、頑張ってくれると思います」と、さらなる活躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ