12日の東京2Rを3番人気の
ウェットシーズンで制し、
武豊騎手(55)=栗東・フリー=が、史上初となるJRA通算4500勝を達成した。
レースは好スタートを決めて2番手をキープ。楽な手応えのまま直線で抜け出し、ゴール前で2着
タンゴバイラリンにかわされかけたが、そこから差し返して勝利をつかんだ。
武豊は「多くの歓声と拍手をもらい、ゴールしてうれしかったです。一つ一つ積み重ねの数字なので、これだけ長くジョッキーをやってこられたことがまずはうれしいですし、これまでの馬と人に感謝です。目の前の1勝に全力を尽くしての結果で、デビューした時はまさかここまで勝てるとは想像していなかったですけど、多くの方の力があってここまで来られたと思っています。感慨深いです。目標は次の1勝です」とウイナーズサークルに集まった多くのファンの前で笑顔で語った。
提供:デイリースポーツ