「最強タッグ」が連覇なるか。
桜花賞で8着に終わった
クイーンズウォーク(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、
オークス(3歳牝・GI・芝2400m)でGI初制覇を狙う。
クイーンズウォークは父
キズナ、
母ウェイヴェルアベニュー、母の父
Harlingtonの血統。同じく中内田厩舎に所属し、20年の
朝日杯FSを制した
グレナディアガーズの半妹となる。
ここまで4戦2勝。デビュー2戦目の未勝利(阪神芝1800m)を快勝。続く
クイーンCで重賞初制覇を果たした。しかし、前走の
桜花賞は中団でロスなく運んだものの、直線で伸びを欠いて0秒6差の8着。自身初の掲示板外に沈んだ。迎える今回は一気の距離延長で2400mとなるが、陣営はもともと
オークス向きと公言していた。その言葉を信じれば、大きな変わり身があっていいだろう。
中内田厩舎と川田騎手のタッグは、昨年の
オークスを
リバティアイランドで制している。同一調教師&騎手の
オークス連覇となれば、47年
トキツカゼ→48年
ヤシマヒメの大久保房松調教師&佐藤嘉秋騎手、72年
タケフブキ→73年
ナスノチグサの稲葉幸夫調教師&嶋田功騎手に続いて史上3組目の快挙。常勝コンビの巻き返しに要注目となる。