過去10回で1番人気が6勝を挙げているレースで、その他の勝ち馬も全て3番人気以内だが、近5年は全て10番人気以下の馬が馬券に絡んでいるように、ヒモ荒れ要素も持っている。馬券は人気馬+穴馬というスタンスで臨みたいレースだ。
1.1800m以上の重賞勝ち馬で人気のない馬
昨年の
ドゥーラは
札幌2歳Sを勝っていて、マイル路線で結果が出ずに人気を落としていたが、距離延長のここで巻き返して15番人気3着。一昨年の
スタニングローズは
こぶし賞、
フラワーCと連勝してここへ臨んだが、評価は低く10番人気で2着。1800m以上の重賞を勝っていて人気薄の馬には注意したい。
2.前走4角位置に注目
過去10回で、前走の4角が2番手以内だった馬は[0-0-0-25]と不振。大半の馬にとっては初めての2400mであり、それを逃げ先行の競馬で攻略するのは並大抵のことではないということだろう。
3.キャリア数に注目
過去10回で3着以内に入った30頭中、24頭はキャリア5戦以内だった。対して、キャリアが7戦以上だった馬は1頭しかいない。キャリアがまだ少なく、余力のある状態で本番を迎える馬を中心視したい。
ステレンボッシュは阪神JF2着からぶっつけ本番で
桜花賞を勝った。安定したレースぶりで、それに伴って成績も安定。新馬を札幌の芝1800mで勝っていて、スタミナの裏付けもある。ここは二冠制覇が濃厚か。