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【日本ダービー】18年、19年に2年連続の2着 戸崎騎手が無敗の皐月賞馬と悲願Vへ

  • 2024年05月23日(木) 19時00分
 東京競馬場で5月26日(日)に行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。世代の頂点を決める“競馬の祭典”に、ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が戸崎圭太騎手とのコンビで出走を予定している。

 ジャスティンミラノは父キズナ母マーゴットディド、母の父Exceed And Excelの血統。愛国産馬の母は10年代序盤に欧州短距離路線で活躍し、11年には芝5ハロンのナンソープS(英G1)を制した。

 23年11月に東京競馬場の2歳新馬戦で初陣を迎え、後続に1.3/4馬身差を付けてデビュー勝ち。その後は約3カ月の休養を挟み、共同通信杯で重賞に初挑戦。道中は少しいきたがる素振りを見せたが、戸崎騎手がしっかりと折り合いを付け、最後は1馬身半差を付けて快勝した。

 続く皐月賞では、スロー気味だったこれまでの2戦と一転して、1000m通過57.5秒の速い流れになったが、ペースに戸惑うことなくスムーズに追走。直線では4番手から長く末脚を伸ばし、弥生賞覇者コスモキュランダ、のちにNHKマイルCを勝つジャンタルマンタル以下を抑えて、GIタイトルをに手にした。通算成績は3戦3勝(うち重賞2勝)。

 今回は無傷での二冠制覇がかかる一戦。これは、51年トキノミノル、60年コダマ、84年シンボリルドルフ、91年トウカイテイオー、92年ミホノブルボン、05年ディープインパクト、20年コントレイルに次いで、長い歴史で史上8頭目の大記録となる。

 また、手綱を執る戸崎圭太騎手にとって、日本ダービー初制覇がかかる一戦でもある。大井競馬所属時に南関東最高峰の東京ダービーを4度制覇。ジャパンダートダービーも地方、中央で1回ずつ制しているが、日本ダービーは9度挑戦して、18年、19年の2年連続2着が最高となっている。「史上8頭目の快挙」と「自身の悲願成就」。2つの同時達成で、世代の頂点に輝くか。

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