スマートフォン版へ

【オークス】サフィラ 父、母、きょうだいは長距離巧者!東京芝2400メートルで血が騒ぐ 逆転戴冠へ好気配

デイリースポーツ
  • 2024年05月15日(水) 06時00分
 「オークス・G1」(19日、東京)

 樫に狙いを定めたサフィラが逆転戴冠へ向けて好気配だ。大幅馬体減で本調子になかった前走のデイリー杯クイーンC9着は度外視が可能。しっかりと立て直された今回は、独オークス馬の母サロミナ×父ハーツクライという中長距離適性抜群な血の後押しも受け、世代ナンバーワンの座を虎視たんたんと狙っている。

 牝馬にとって一世一代の大舞台。桜花賞をパスして樫一本に絞ったサフィラが、逆転戴冠へ向けて手はずを整えた。

 新馬戦は不利に泣いたが、2戦目で順当に勝ち上がると、続くアルテミスSが2着。阪神JFでも4着と世代上位の力を証明した。唯一崩れたのは今季初戦のデイリー杯クイーンC(9着)。ただ敗因は明確だ。「前走は完全に輸送減り。カイバを一切食べなかった」と池添師が説明するように、阪神JFから10キロ減の432キロはデビュー以来最少馬体重。本調子とはほど遠かった。

 近2走の敗戦を踏まえ、この中間の攻めはセーブ気味。山田助手は「前走は度外視していい。阪神JFもそうだけど、やればやるだけ動くのでこちらが加減しながら。これまでで一番カイ食いが良く、(現段階で)458キロとデビュー以来一番体重がある」と力強い。3度目の東上となる今回は金曜輸送を予定。早めに環境へ慣れさせて、カイ食い対策を講じる。

 舞台は東京芝2400メートル。この馬に流れる長距離好きの血がうずく。母は12年独オークスサロミナで、父は産駒を通じて日本の芝中長距離界を長年盛り上げたハーツクライ。全兄サリオスは20年ダービーで3冠馬コントレイルの2着。異父姉のサラキアも20年有馬記念で2着だったように、スタミナ豊富なバックボーンがある。

 姉も担当した山田助手は「血統的にも楽しみだし、ポテンシャルさえ出し切れれば、恥ずかしい競馬はしないと思う」と断言。大一番でその才能を花開かせ、樫の女王の座を射止めてみせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す