競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
先週の
ヴィクトリアマイルは
テンハッピーローズが14番人気の低評価ながら、中団から鋭い脚を繰り出してG1初制覇を飾った。高柳大師に「おめでとうございます」と声をかけたのち、2歳馬の情報をうかがうと、「現時点で一番デビューが早そうなのは
ベラヴィットーリア(牝、
父ダイワメジャー、
母ベラポーサ)かなと思います。ゲート試験は既に合格。前向きで馬体も徐々にしっかりしてきました」と話してくれました。ラインアップを見ると楽しみな馬が多く、今後の動向を注目していきたい。
今週はダービーに
サンライズアースを送り込む石坂厩舎の2歳馬3頭を紹介したい。
シュヴァルグラン産駒の2世代目となる
カルプスペルシュ(牝、
母パロネラ)について、師は「素直で前向き。いい馬です」と評価する。6月の早期デビューを予定している一頭だ。
ネーヴェフレスカ(牝、父
ニューイヤーズデイ、
母グランデアモーレ)はマイル前後で活躍をしている
グランデマーレの半妹。「前向きで仕上がりは早そうですね」と順調ぶりを示唆。6月のデビューを予定している。
ブラゾンロワイヤル(牡、父
ハービンジャー、
母レーヌジャルダン)は放牧中。「じっくり乗り込んでいきたいと思っています。現時点では札幌開催を目標に調整を進めています」と話してくれました。(馬サブロー栗東支局・塩手)
提供:デイリースポーツ