競馬の祭典「第91回
日本ダービー」は26日、東京芝2400メートルで行われる。
主役はもちろん2冠を狙う
ジャスティンミラノだ。東京での新馬戦、
共同通信杯を快勝して迎えた
皐月賞では、過去2戦で経験していないハイペース、初の右回りを難なくこなし1分57秒1のコースレコード勝ち。世代屈指の力を示した。CWコースでの1週前追いではシャープな脚さばきでラスト2F10秒9、11秒3と出色のタイムをマークし仕上がりも万全。デビュー当初から陣営の
ジャッジは」
皐月賞よりもダービー向き」。無敗街道まっしぐらだ。
ラ
イバル筆頭は
皐月賞2着
コスモキュランダ。フットワークが大きく距離延長は歓迎。切れ味比べになれば逆転まで。牝馬
レガレイラはぶっつけ本番で臨んだ
皐月賞では6着止まり。ただ、昨年の
ホープフルSで牡馬を一蹴した素質は本物。鋭い切れ味は明らかに東京向き。休み明けを使った上積みもある。07年
ウオッカ以来、17年ぶりの牝馬戴冠なるか注目される。
別路線組では
キタサンブラックの半弟
シュガークンが侮れない。前走の
青葉賞は兄譲りの勝負根性を見せ完勝。一戦ごとの成長は明らかで、ここでも前走以上のパフォーマンスを見せてくれそうだ。
スポニチ