JRA通算910勝の実績を誇る
小牧太(56)がNAR(
地方競馬全国協会)騎手免許1次試験(筆記)に合格したことが20日、分かった。
近年は乗り鞍が減り、
JRA勝利数は18年と19年が8勝、20年が10勝、21年が6勝、22年が2勝、23年は未勝利だった。60歳まで乗ることを目標に掲げ、活躍の場を求めて古巣・兵庫への復帰を目指す意向を先月11日に表明。今月11日の受験に備え、猛勉強した。
第一関門を突破し、この後は7月4、5日に実施される2次試験(面接、実技)へ。ここも合格すれば免許再取得となり、8月1日に交付される。地方通算3400勝超えのレジェンドが環境を変え、慣れ親しんだ思い出の地で再スタートを切る。
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小牧太 午後4時半に合格の連絡を頂きました。慣れないから勉強は大変だったけど自分自身がやる気になっていたし、手応えがあったので大丈夫だと思っていました。ただ、やっぱり実際に合格と聞くまではね。これでひと安心、やれやれ、といった感じ。2次試験も気を抜かずに頑張ります。
◇小牧 太(こまき・ふとし)1967年(昭42)9月7日、鹿児島県生まれの56歳。85年にデビューし、兵庫のトップジョッキーとして9年連続を含む10度のリーディング獲得。04年に中央に移籍し、
レジネッタに騎乗した08年
桜花賞が49度目の挑戦で悲願のG1初制覇。
JRA通算1万1724戦910勝、うち重賞34勝。1メートル60、52キロ。
スポニチ