育成シミュレーションゲーム、アニメなどで大人気の『ウマ娘』初の映画化となる劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が24日から全国の劇場で公開される。主人公となる
ジャングルポケット役を務めるのは自らを「ど新人」と話す声優の藤本侑里。共演する
アグネスタキオン役・上坂すみれ、
マンハッタンカフェ役・小倉唯の人気声優への感謝、そして“同志”と語る
ダンツフレーム役・福嶋晴菜への思いを語った。
-担当する
ジャングルポケットが、ウマ娘初の劇場版で主人公に。
藤本「めちゃくちゃびっくりしましたね。もう話が大きすぎて…実感がないというか。なんというか、ふわふわしていましたね」
-映画では
アグネスタキオン役の上坂すみれさん、
マンハッタンカフェ役の小倉唯さん、
ダンツフレーム役の福嶋晴菜さんとともに、4人でメインキャラクターを担当。
藤本「いや〜もう上坂さんと小倉さんに至っては話しかけるのすら恐れ多い…私なんかが話しかけていい存在じゃないと思っていたので。もう雲の上の存在というか。劇場版のアフレコで初めてお会いしたんですけど“わあ、本物だ”“うわ〜初めて見た”みたいな。表には出してないんですけど、心の中では“うわー”って思いながらごあいさつさせていただいて。でもお二人ともすごく優しいんです。アフレコで私がどうしようどうしようってなってた時に“大丈夫ですか?”って声をかけてくださったり、お二人ともすごく気遣ってくださいました」
(続けて)
「さらにライブでもご一緒させていただいて。今はその(憧れの)意識は変わらずありつつも、でもちょっとは話しかけやすくなったというか、ハードルが下がったというか。本当に恐れ多い存在だったのが、『5th EVENT』のライブでご一緒できた時に、いてくださると心強くて頼もしい存在になったかなと…。“頼もしい”なんて失礼じゃないですかね?いい言葉が浮かばないんですけど、親しみのような気持ちが湧いてきています」
-福嶋さんは。
「『ふくちゃん』って普段呼んでるんですけど(笑)。もう〜アフレコの時からいてくれて本当によかったって思っています。本当に存在が心強くて、やっぱり同じ境遇じゃないですけど、同じ(新人という)立ち位置にいるもの同士なので、お互い助け合いながら“大丈夫だよね、大丈夫だよね、頑張ろうね”って言い合いながら、“これからの劇場版の現場、ずっと一緒がいいね”って言っているぐらい、本当に心強い存在です。ふくちゃんがいたから、安心して素が出せた部分もありますね(笑)。本当にありがたいですし、初めてお会いした時から、すごく話しやすくて、気が合う感じがして。同期みたいな、それ以上の絆を勝手に感じています」
-劇場版では史実のあのシーンも再現。
藤本「雄たけびですね。やっぱり
ジャングルポケットといえば、ダービーのあのシーンだと思います。史実の動画を見ていて、そのいななきに合わせて観客席が何回も湧くのがすごく印象的で。だから、その当時を再現じゃないですけど、その当時見ていた方が“あ、これこれ!”ってなってくださるような雄たけびができたらいいなって思いながら演じさせていただきました」
-その他の見どころを。
藤本「やっぱりウマ娘といえばレースシーンかなと思いますね。映画館の大音響とか大画面で、今までのアニメ作品とはまた違った、より迫力のあるレースシーンが見られると思います。(
アグネスタキオン役の)上坂さんとご一緒させていただいたときも、お芝居が本当にすてきだったので、そういう意味でレースにはやっぱり注目してほしいですね。レースシーンは劇場で見ると多分、息遣いはもちろん、蹄鉄の音とかもすごいと思うんです。全然迫力が違うんだろうなと思うので、やっぱり劇場版になったからには映画館で見ていただいて、レースシーンに注目していただきたいです!ウマ娘のトレーナーさんだけではなく、競走馬の
ジャングルポケットを当時応援していた方など幅広い世代の方に見ていただけたらうれしいです」
★藤本侑里(ふじもと・ゆり)9月11日生まれ。千葉県出身。FIRST WIND production所属。主な出演作:「プラチナエンド」(メトロピンク)、「パニリヤ・ザ・
リバイバル」(EVA26072)
劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』
『ウマ娘』初の映画化作品。ウマ娘の少女「ポッケ」こと
ジャングルポケットが、一生に一度しか挑戦を許されない『クラシック三冠レース』に挑む。
アグネスタキオン、
マンハッタンカフェ、
ダンツフレーム…同世代のラ
イバルによる、熱く激しい戦いが、新たな時代の扉を開く。さらには「世紀末覇王」
テイエムオペラオーとの激闘…現役最強の座を巡る戦いの結末は-。
提供:デイリースポーツ