シュガークンは坂路単走でゆったりとしたフットワーク、4F55秒6〜1F13秒6を刻んだ。1週前のCWコースが実質的な最終追い。これが抜群。併せ馬で6F81秒9〜ラスト1F11秒1!!最高の仕上げで大舞台へ挑む。半兄
キタサンブラックはG17勝の血統背景。その兄も管理した清水久師は「1週前はしまいをしっかりと反応させたかった。今週は輸送もあるのでスイッチを入れたくなかった。単走でサッと上がるだけ。申し分ない状態だと思います」と胸を躍らせる。
新馬戦が2月の京都。年明けデビューの馬がダービーを勝てば00年
アグネスフライト以来24年ぶり。指揮官は「伸びしろは十分。お兄ちゃんのように凄い成長力を持っていれば」と期待する。それは兄の主戦を務めた
武豊も同じ。「遅いデビューから凄い成長力を見せている。“どこまで強くなるのかな?”と思わせるのが良血馬。さらにいい競馬をしなければ通用するレースではないけど、成長していれば」と楽しみを膨らませた。15年に兄が勝てなかったダービーVへ。弟が歴史を刻む。
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