「
日本ダービー・G1」(26日、東京)
プリンシパルSの覇者
ダノンエアズロックが22日、切れ味満点の走りを披露した。美浦Wで
エリカサファイア(3歳未勝利)、
エピメテウス(4歳未勝利)と3頭併せ。最後の直線は2頭の間に入り、楽な手応えのまま6F82秒0-36秒3-11秒4を刻み併入でフィニッシュした。堀師は「折り合いは完璧。その分、反応は鈍いくらいだったが、後ろから馬が来たらスイッチが入ったように、余力を持ってこなしていた」と感触を伝えた。
弥生賞ディープ記念7着後に右後肢外側副管骨の骨折が判明したものの、2カ月で復帰した前走を完勝した。「レントゲン検査で良好な化骨が進んでいることが分かった」と指揮官なら、骨折の影響はないと判断して良さそうだ。「緩急のつくタイプなので対応できると思う」と距離の2400メートルもOKとの見立て。逆転戴冠へ向け、しっかりと準備は整った。
提供:デイリースポーツ