名牝
メジロドーベルの孫となる
ルーベンス(牡3、美浦・
萩原清厩舎)が、土曜東京2Rの3歳未勝利(芝2400m)で待望の初勝利を狙う。
ルーベンスは父
ルーラーシップ、
母メジロシャレード、母の
父マンハッタンカフェの血統。祖母の
メジロドーベルは97年の
オークスなどGIを5勝。史上初めて牝馬で4年続けてGIを制した名牝だ。さらに半兄の
ショウナンラグーンは14年の
青葉賞、いとこの
ホウオウイクセルは21年の
フラワーCを制している。
ここまで5戦0勝。デビューからの3戦は2200m以下を使われて5着以下だったが、距離を延ばして良さが出てきた。前々走の東京芝2400m、前走の東京芝2300mと2戦連続でクビ差の2着。初勝利は手の届くところにある。
東京芝2400mは祖母が
オークス、いとこが
青葉賞を制した一族ゆかりの舞台。今度こそは先頭でゴールを駆け抜けて、故郷で余生を過ごしている祖母に吉報を届けたい。