今週は「東京・京都」の2場開催となります。重賞は、土曜日に京都競馬場で3歳スプリント戦・葵ステークス(GIII・京都・芝1200m)。そして日曜日には東京競馬場で3歳頂点を決めるGI日本ダービー(GI・東京・芝2400m)がスタート。最終12レースにも目黒記念(GII・東京・芝2500m)が行われます。

　注目はなんといっても3歳馬の頂点を争うGI日本ダービーでしょう。今年は皐月賞馬となったジャスティンミラノ(牡3・栗東・友道康夫厩舎)が無敗でクラシック二冠なるかどうかに注目が集まります。とはいえライバルたちも実力馬揃い。見逃せない白熱戦が繰り広げられるはずです。

　それでは出走予定メンバーを確認しておきましょう。まずはジャスティンミラノ。まだキャリアは3戦ながら、能力の高さは前走でも証明済み。厩舎は過去10年で3頭のダービー馬を仕上げている友道康夫厩舎。鞍上は引き続き戸崎圭太騎手で念願の日本ダービー制覇を狙います。

　対するは、ホープフルS(GI・中山・芝2000m)で、牡馬を蹴散らして勝利した牝馬レガレイラ(牝3・美浦・木村哲也厩舎)。皐月賞は6着でしたが、鞍上はC.ルメール騎手に戻っての参戦となります。鞍上・厩舎ともに昨年の苦い記憶を払拭したいところでしょう。

　さらには前走スプリングS(GII・中山・芝1800m)で強い勝ち方をしているシックスペンス(牡3・美浦・国枝栄厩舎)は、鞍上川田将雅騎手で。皐月賞4着アーバンシック(牡3・美浦・武井亮厩舎)も人気上位になりそうです。

　そして青葉賞(GII・東京・芝2400m)1着で、同じコースを経験している強みもあるシュガークン(牡3・栗東・清水久厩舎)。皐月賞5着からの巻き返しを狙うシンエンペラー(牡3・栗東・矢作芳人厩舎)。引き続き名手J.モレイラ騎手鞍上
となったダノンエアズロック(牡3・美浦・堀宣行厩舎)。皐月賞2着コスモキュランダ(牡3・美浦・加藤士津八厩舎)も有力です。

　このような難解メンバーでこそ、チェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券作戦の心強い味方です！

　それでは05月24日(金)に出た『日本ダービー』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。

　まず、現在1番人気が予想されるジャスティンミラノは偏差値74での4位となりました。自身としては、前走皐月賞時よりは1下げただけです。とはいえ、この馬以上となっている偏差値持つ馬が3頭いることはちょっと驚かされます。

　対する2番人気予想のレガレイラは、皐月賞より落とした偏差値68での10位でした。偏差値68は同馬にとってはデビューしてからの最低値。これはちょっと気になります。

　3番人気が予想されるシックスペンスは偏差値75並びで3位といい数字を出しています。過去2戦と同値なので調子としては文句ないといえそうです。さらに偏差値ワンツーには、これ以外の有力勢が台頭。高配当を演出するのはこの上位組かもしれません。さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか？

　この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。

　なお日曜日・京都11R・白百合S(L・芝1800m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。