「葵S・G3」(25日、京都)
好スタートからハナを切った8番人気
ピューロマジックが、直線で二枚腰を発揮し、鮮やかに逃げ切って重賞初制覇を飾った。2着に7番人気
ペアポルックス、3着に6番人気の
ナナオが入った。1番人気に支持された
エトヴプレは4着。3連単は36万2410円の高配当だった。勝ち時計は1分7秒1(良)。
横山和は「結構元気がいいと言うか、真面目過ぎるくらい真面目な馬なんですが、何とか緊張を抜いてあげて、こうしていい結果が出て良かったです」と胸をなで下ろす。「真面目に走ってくれるのはうれしいんですが、もうちょっとリズム良く、行ってくれれば。いいスピードを持っていますし、真面目なところも武器だと思うので、うまく殺さないようにしていければ」と今後のさらなる成長を期待した。
翌日には、同じ厩舎の同期でもある
ダノンデサイルが父・横山典とのコンビでダービーに出走する。僚馬にいい形でバトンをつなげ、「ダービーは特別な舞台ですしね。僕自身は今年乗る馬はいないんですが、人馬無事で燃えるようなレースを期待しています」とエールを送った。
提供:デイリースポーツ