◆第91回
日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル、良)
2021年に生まれたサラブレッド7906頭の頂点を決める競馬の祭典は17頭(
メイショウタバル出走取消)によって争われ、
横山典弘騎手が手綱を執った9番人気の
ダノンデサイル(牡3歳、栗東・
安田翔伍厩舎、父
エピファネイア)が優勝。
皐月賞は無念の競走除外となったが、立て直されて臨んだ大一番で最高の結果を残した。横山典騎手の56歳3か月の制覇はダービー最年長記録。安田調教師は初出走初勝利となった。勝ちタイムは2分24秒3。
2着は1番人気の
ジャスティンミラノ(
戸崎圭太騎手)、3着は7番人気の
シンエンペラー(
坂井瑠星騎手)だった。
岩田望来騎手(
ジューンテイク=10着)「やりたい競馬はできました。勝った馬の後ろで、何とか折り合いはついていた。スローのヨーイドンで、最後まで伸びてくれています。力は出し切った。秋以降良くなると思います」
菅原明良騎手(
サンライズジパング=12着)「スローペースでしたからね。もっとしぶとさを生かせる展開なら良かったです。最後まで走ってくれているし、展開次第でした」
松山弘平騎手(
ゴンバデカーブース=13着)「スタートも良く、
ジャスティンミラノの後ろでいいポジションで競馬ができました。少し前半は力みましたが、態勢が決まってからは馬も落ち着いていました。最後、もうひとつ脚を使えるかと思いましたが…。そこは距離かもしれません。返し馬から状態は良く、成長を感じました」
鮫島克駿騎手(
ショウナンラプンタ=15着)「スローペースでしたね。折り合いが難しく、そこを気をつけました。2コーナーまではいい形だったけど、向こう正面で動いてきた馬にこすられてしまった。状態がいいだけに反応してしまいました。これから良くなると思います」
藤岡佑介騎手(
ミスタージーティー=16着)「前回先行させて甘くなってしまったのでじっくりいきましたが、ペースが遅くなってしまいました。夏ゆっくり休ませて、秋で改めてですね」
西村淳也騎手(
ビザンチンドリーム=17着)「
日本ダービーという舞台で依頼をいただいて、感謝しています。馬は頑張ってくれていました。それだけに結果を出したかったけど、ふがいない形になってしまいました」
スポーツ報知