「
安田記念・G1」(6月2日、東京)
今年は6年ぶりに外国馬が参戦。香港馬は過去に日本で実績を残しており、その中でトップクラスの実力馬が来日とあって、注目度は高い。
日本馬で大将格となるのは
ソウルラッシュだ。昨年は9着に敗れたものの、秋の
マイルCSで2着となり、今年初戦のマイラーズCを快勝した。1週前追い切りに騎乗した水口(レースはモレイラ)は「僕がこの馬に乗ってきた中で、一番良かったかも」と状態の良さを伝えた。
実績ではトップクラスの
ナミュールは、昨年の
マイルCSでG1初制覇を達成。その後は
香港マイル3着↓
ドバイターフ2着と海外でも好戦を続けた。前走のヴィクトリアMでは8着に敗れたものの、反撃を要警戒だ。
22年
マイルCS以来、勝利から遠ざかっている
セリフォスだが、昨年の2着馬で、前走のマイラーズCは斤量58キロを背負って2着に好走。日本馬では実績上位だ。
香港勢は強力な布陣。
ロマンチックウォリアーは今年のクイーンエリザベス2世Cを制し、史上初となる3連覇を達成した。目下、G1・4連勝中で勢いがある。久々のマイル戦が鍵となるものの、日本馬にとっては脅威の存在となる。
ヴォイッジバブルは昨年の
香港マイル2着馬で、
ナミュール、
ソウルラッシュ、
セリフォスに先着している。前走の香港
チャンピオンズマイルでも3着に好走した実力馬だ。
他では、
ダービー卿CTを勝った
パラレルヴィジョン、ヴィクトリアMで2着に入った
フィアスプライド、京王杯SC2着馬
レッドモンレーヴ、昨年の
毎日王冠覇者
エルトンバローズが注目だ。
提供:デイリースポーツ