「新馬戦」(6月1日、京都)
数々の活躍馬を輩出している
キズナ産駒から、また一頭注目馬が22年生まれ世代の開幕戦にスタンバイしている。土曜京都5R(芝1600メートル)でデビューする
ダノンフェアレディ(牝、栗東・橋口)は、母が亜G1馬の
メチャコルタ。姉に22年
札幌2歳S3着の
ダイヤモンドハンズ、24年
エルフィンS3着の
エリカエスティームがおり、早くから能力を発揮する血統だ。橋口師は「だいぶ早い段階で坂路でもいい時計が出ていたし、十分いい仕上がりです」と好感触を口にする。
約1カ月前から栗東坂路とCWを併用し、ケイコを消化してきた。22日にはCWで僚馬の
ガブリエルアクア(3歳未勝利)と併せて半馬身先着。6F81秒4-37秒8-11秒9を計時し、迫力のある動きを披露した。
トレーナーは「楽にいいスピードで走ることができますし、気性も適度に前向き。軽い走りなので芝も合うと思います」と素質の高さを評価。「折り合いもつくタイプなので、距離を伸ばしても問題なさそう」と牝馬クラシック路線を見据える。ダービーを制し、勢いに乗るダ
ノックス。世代一番星を挙げ、Vロードを歩んでみせる。
提供:デイリースポーツ