6月5日(水)に
大井競馬場、ダート2000mで行われる
東京ダービー。ここに
ユニコーンSを勝って優先出走権を得た
ラムジェット(栗東・
佐々木晶三厩舎)が出走を予定しており、今朝29日にレースに向けた追い切りを行っている。
CWで
フォルティシームとの併せ馬。これを追走する形だったが、前半3Fが45秒という絶妙なペース。3コーナーから4コーナーでじわっと加速していき、最後の直線に向いて、楽々と前に並んでいく。
ほぼ並んだ状態でラスト1F標識を通過していくが、懸命に追う相手に対して、こちらは持ったままの手応え。最後は僅かに
ラムジェットが先着しているかなという感じでフィニッシュとなったが、以前は追い切りでさほど目立つ動きを見せていなかったが、今回の追い切りでは本当に手応え良く動くことができている。
時計は6F82.4〜5F67.5〜4F52.2〜3F37.4〜2F23.7〜1F11.8秒。これがレースに向けての実質的な最終追い切り。「あとは週末に半マイルから1Fだけ伸ばすような追い切りを予定しています」と
佐々木晶三調教師。走るたびに強さを増しているだけに、JpnIの舞台でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみで仕方ない。
(取材・文:井内利彰)