ノーザン
ファーム産の
バゴ産駒は要注目だ。
ウィンターベル(牡2、美浦・
木村哲也厩舎)が土曜東京5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
ウィンターベルは
父バゴ、
母ノチェブランカ、母の
父ディープインパクトの血統。母は
JRAで3勝。祖母の
ナイトマジックは09年の独
オークス、10年のバーデン大賞の勝ち馬。伯父の
フォイヤーヴェルクは20年の
新潟ジャンプSの覇者で、叔父の
グレートマジシャンは21年の
日本ダービーで4着の実績がある。
これまでノーザン
ファーム産の
バゴ産駒は
JRAで6頭がデビュー。頭数は少ないが、その中から20年の
有馬記念などGI4勝の
クロノジェネシス、21年の
神戸新聞杯など重賞2勝の
ステラヴェローチェ、17年の
アンドロメダSを制した
ブラックバゴなど、活躍馬が続出している。
ウィンターベルも5月上旬から入念に乗り込まれ、ここ2週はWコースで併せ馬を消化。水準以上の動きを見せている。鞍上は
ルメール騎手。偉大な先輩に続くことを予感させる、圧巻のデビュー勝ちといきたい。