6月23日(日)に京都競馬場で行われる
宝塚記念(芝2200m)。今週がレースの3週前になるが、今朝30日はレースに出走予定の馬たちが脚ならし程度の追い切りを行っている。
第1回中間発表で5位の
ベラジオオペラ(栗東・
上村洋行厩舎)はCWで単走。
上村洋行調教師が自ら跨り、向正面をゆったりとしたラップで進めていき、3コーナーから4コーナーに入っても同じようなペース。最後の直線だけ少し加速して、時計は6F86.3〜5F71.2〜4F56.0〜3F40.3〜2F24.7〜1F12.2秒でまとめている。
中間発表3位の
ジャスティンパレス(栗東・
杉山晴紀厩舎)は1回目のハローが終了したCWへ
高倉稜騎手を背に入場。こちらも単走だったが、15秒台だった向正面からのラップが4コーナーで少し速くなったので、最後の直線はある程度やるかなと思われたが、結局、時計は6F85.5〜5F70.0〜4F54.9〜3F39.8〜2F25.4〜1F12.9秒。ゴール前は流すような感じだった。
日本ダービーが終わり、今週からは新馬戦がスタート。来年に向けた2歳馬のレースも注目だが、古馬GI、上半期の締めくくりのファン投票レースが3週間後に行われると思うと、
宝塚記念出走予定馬の様子が楽しみになってくる。
(取材・文:井内利彰)