昨年の
アルゼンチン共和国杯を勝った
ゼッフィーロ(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎、
父ディープインパクト)が現役引退することが5月30日、分かった。先月上旬に発覚した右前脚屈けん炎の炎症の範囲が広がったため。今後は北海道・社台
ファームで乗馬になる。社台サラブレッドクラブが発表した。
同馬は3歳2月とデビューが遅く、4歳3月にようやくオープン入りした遅咲き。しかし、昨秋の
アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾ると、続く
香港ヴァーズでも2着に入るなど本格化の兆しを見せていた。今年はカタールG3のアミールTで2着に入ったが、これがラストランになった。
スポーツ報知