「2024
地方競馬ジョッキーズ
チャンピオンシップ」は
園田競馬場を舞台に9、11Rで争われた。地元園田の
吉村智洋(39=兵庫)と
森泰斗(43=船橋)が得点争いで並んだが、最終第2戦の着順上位者を優先する規定により、吉村が19年以来2度目の総合優勝を果たした。吉村は
JRA札幌競馬場で8月24、25日に行われる「2024
ワールドオールスタージョッキーズ」の権利を手に入れた。
各場のリーディングジョッキーらによるバトルとあって代表権争いはし烈を極めた。
1戦目8着の吉村にとっては2戦目は負けられない一戦。11Rの
ブリッツェンシチーは馬場傾向を踏まえて、前、前からの競馬を選択。直線ではしぶとく粘る
マイネルアラウダをねじ伏せた。
吉村は「前走は間隔も空いていたし、相手も走る馬だった。今回は自信を持っていった」。言葉通り、王道の競馬で制圧した。
第1戦目に勝利していた
森泰斗と得点争いで並んだが、規定により優勝。「上手な人たちと一緒に乗れて楽しかった」と吉村。「今日は僕のために応援ありがとうございます」と地元ファンに感謝した。
地方の代表として参戦する、北の大舞台。「2度目なので、もっと上を目指して頑張りたい」と力強く話した。
スポニチ