昨年の
アルゼンチン共和国杯を制した
ゼッフィーロ(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)が31日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台
ファームで乗馬になる予定。同日、
JRAがホームページで発表した。
ゼッフィーロは
父ディープインパクト、
母ワイルドウインド、母の
父Danehill Dancerの血統。
同馬は22年2月に中京競馬場でデビュー。新馬戦を制するとその後も堅実な走りを見せて、23年3月には
御堂筋Sを制し、OP入りを果たした。重賞初挑戦となった
目黒記念ではキャリアで初めて馬券圏外4着に終わるも、次走の
オールカマーでは3着と力を示す。
そして暮れの
アルゼンチン共和国杯で、1番人気の支持を受け悲願の重賞初制覇を果たすと、勢いそのままにG1
香港ヴァーズに挑み2着と好走。また、年が明けた今年2月にはカタールのアミールTに参戦し2着に入るなど今後が期待されていた矢先、右前脚屈腱炎が判明していた。通算成績は14戦5勝(うち
JRA重賞1勝)。
(
JRAのホームページより)