「新馬戦」(6月2日、東京)
2歳戦のスタート週に話題の素質馬がデビューする。日曜東京6R(芝1400メートル)に出走する
スターウェーブ(牡2歳、父
キングマン、美浦・武井)は23年1歳セレクトセールにおいて、3億円(税抜き)で落札された注目馬。父
キングマンは日本での産駒は少ないものの、21年NHKマイルCを含む重賞3勝を挙げた
シュネルマイスターを輩出している。武井師は「セリで見た時の歩く姿が良かった。能力の高い馬ですよ」と素質の高さを買っている。
今週は美浦Wで6F85秒0-38秒6-11秒8をマーク。スピード感のある走りを見せた。騎乗した三浦は「競馬に向けての調教ができているし、初戦から結果を求められる馬だと思っています」と力を込める。4週続けて追い切りに騎乗して、手の内に入れている。
武井師も「今週は折り合いと、4角と直線でしっかり手前を変えられるか確認した。全部がうまくできましたね」と高評価を与えた。毎年、活躍馬を輩出している第3回東京開催の新馬戦。今年も将来有望な逸材がスタンバイしている。
提供:デイリースポーツ