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【鳴尾記念予想】今年は“京都”での開催 立ち回りの上手さが勝利のカギ握る

  • 2024年06月01日(土) 06時35分
 今年で77回目を迎える鳴尾記念が京都競馬場で行われるのは1990年以来4回目。過去のデータと照らし合わせにくいのが悩ましい。

 内ラチから7mの部分に仮柵が設けられているCコース使用時の京都競馬場内回り2000mコースは1周1821.1m。大雑把に言えばゴール前200m地点からスタートして馬場を1周して、最後の直線は323.4m。立ち回りの上手さが求められるコースだ。

 ◎ロードデルレイ白富士S優勝馬。目標にしていた3月の大阪杯は賞金不足で出走が叶わず、香港から届いたクイーンエリザベス2世Cの招待も自重し、ここに備えた。昨年1月のデビュー以来、6戦5勝と底を見せておらず、唯一他馬の後塵を拝した神戸新聞杯もレコード勝ちしたサトノグランツから0.1秒差。この時、3着ファントムシーフとは同タイムで5着ハーツコンチェルトに先着している。勝てば、中距離戦線にニュースターの登場となる。

 〇ヨーホーレイクは22年日経新春杯優勝馬。ホープフルS3着で、皐月賞5着、日本ダービー7着なら、シャフリヤールエフフォーリア世代を代表する屈指の実力馬だ。屈腱炎を発症し2年以上のブランクがあるものの今年3月の金鯱賞で復帰すると、いきなり3着と実力の片鱗を示し、59kgのハンデを課せられた新潟大賞典は、やや窮屈なレースを強いられながらも勝ち馬から0.2秒差3着ならかつての力を取り戻しつつあるという評価でよいだろう。

 ▲ディープモンスターアンドロメダS優勝馬。仕切り直しのデビュー戦から4戦3勝で皐月賞にまで駒を進めた素質馬で、これまでGI競走以外では掲示板を外したことがない。予定していた小倉大賞典は右前肢跛行のため無念の出走取消となったが、2000mは[3-2-1-3]で、京都競馬場内回り2000mは[2-0-0-0]。ここを飛躍のきっかけとしたい。

 △ボッケリーニは昨年の優勝馬。8歳馬とはいえ、昨年秋は京都大賞典チャレンジCともにタイム差なしの2着で、今シーズン初戦のAJCCもハナ差2着。これらを含め、これまで重賞競走で[3-7-1-7]と高いレベルで安定している。前走の日経賞は人気を裏切ったが、悲観する内容ではなかった。

 本格化の兆しを見せる△ニホンピロキーフも怖いが、逃げ、先行馬が顔を揃えてペースは速くなりそうなので、△ヤマニンサンパの瞬発力も無視はできない。

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