香港馬ヴォイッジバブルは7枠15番に決まった。31日朝は東京ダートを軽めのキャンターで1周した。

　東京競馬場での調教を初視察したプーンファイ・イウ師は「安田記念は常に頭の中にあったレースでしたので、1600メートルの競馬で実績を残しているヴォイッジバブルを今回参戦させることに決めました。馬の状態については厩舎スタッフから報告を受けていましたが、けさ(31日)実際にこの目で見て、非常に素晴らしい状態にあると思います。来日して調整を進めるうちに、東京競馬場の芝コースや左回りにも慣れてきていますので、適性としては問題ないでしょう」と好感触を伝えた。

　今年1月のスチュワーズCでG1初制覇を飾るなど、充実著しい。指揮官は「ヴォイッジバブルは輸送にも強いですし、とても頭が良く、ガッツがあり、タフな馬です。ドバイなど世界各国で日本馬は活躍していますし、日本の競馬のレベルは常に向上していると思います。安田記念に出走する日本馬で注目しているのはナミュールとソウルラッシュ。宝塚記念に転戦するかどうかについては、安田記念の後に判断します。枠(15番)は真ん中から外を希望していたので、満足しています」と前向きに話していた。

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