今週も引き続き「東京・京都」の2場開催。

　2歳新馬戦が始まる週末。台風接近による雨の影響で、馬場状態は少々心配されます。

　重賞は、土曜日に京都競馬場での鳴尾記念(GIII・京都・芝2000m)。そして日曜日に東京競馬場で、芝マイルの頂点を決める安田記念(GI・東京・芝1600m)が行われます。

　注目はGI安田記念。近2年連覇していたソングラインは引退…。今年は新しい春のマイル王を決める一戦となります。今年は海外からも2頭が参戦。果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょうか。

　それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。

　まずは、前走GIIマイラーズCを勝っているソウルラッシュ(牡6・栗東・池江厩舎)。これまで安田記念は一昨年13着、昨年9着と成績は出ていませんが、今年は鞍上にモレイラ騎手を迎えてのリベンジ戦となります。

　対するは、海外から現在G1レース4連勝中のロマンチックウォリアー(セ6・海外・C.シャム厩舎)。香港を中心にすでにG1・7勝という紛れもない世界レベルの能力馬。あとは日本の芝にどれだけ対応できるかが焦点になりそうです。

　次いで、昨年このレース2着だったセリフォス(牡5・栗東・中内田厩舎)。すでにGIは一昨年のマイルCSを勝っていますが、2つめのGIタイトルを手中にしても不思議はないでしょう。

　さらには、昨年のマイルCS勝馬のナミュール(牝5・栗東・高野厩舎)、今年になって芝マイルを連勝しているパラレルヴィジョン(牡5・美浦・国枝厩舎)、前走GIヴィクトリアマイル2着のフィアスプライド(牝6・美浦・国枝厩舎)などスピード自慢の馬たちが勢揃いしています。人気順・オッズもどうなるか、レース直前までわからないような混戦メンバーとなりました。

　こんな難解レースでこそチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券作戦の心強い味方です！

　それでは05月31日(金)に出た『安田記念』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。

　今回は偏差値が出ていない馬もいますので、出ている馬からの上位候補を提示していきます。まずは現在1番人気が予想されるソウルラッシュは偏差値75での1位となっています。前走のマイラーズC時点が偏差値74でしたので、調子はさらに上げてきていると判断してもいいでしょう。

　あとはナミュールが偏差値62で、前走72から大きく下げているのは心配材料。パラレルヴィジョンは偏差値で最下位53となっています。

　あなたの本命馬はどんな偏差値なのか？ この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。

　なお日曜日京都11R・松風月S(OP・ダート1200m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。