6月1日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル=11頭立て)で今年の新馬戦が開幕し、1番人気の
ダノンフェアレディ(牝、栗東・
橋口慎介厩舎、父
キズナ)が世代一番星に輝いた。スタートから先手を奪うとそのまま逃げ切り、2着の2番人気
ショウナンザナドゥ(
池添謙一騎手)に半馬身の差をつけて勝利した。勝ち時計は1分33秒8(良)。これはこれまでの京都開催で行われた芝1600メートルの2歳新馬戦においては、最も速い勝ちタイム。
勝った
ダノンフェアレディの母はアルゼンチンのG1馬
メチャコルタ。23年のセレクトセール1歳
セッションで8000万円(税抜き)で取引された。
橋口調教師は「(新馬戦第1号に)気分がいいですね。(川田騎手は)枠も枠でしたし、
ショウナンが前にいたので、楽をさせると勝たれてしまうという判断で逃げる形になったと。時計も速かったですし、後ろを2頭で離しましたからね。夏は休ませて秋以降になると思います」と笑顔だった。
川田騎手は「並び的に逃げる形になりました。上位2頭は評判通りの走りをしたと思います。無事にひとつ勝ててよかったです」と満足そうにコメントした。
スポーツ報知