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【鳴尾記念】長期休養経てヨーホーレイク頭差V 陣営「どこかでG1タイトルをとらせてあげたい」

スポーツ報知
  • 2024年06月01日(土) 16時47分
◆第77回鳴尾記念・G3(6月1日、京都・芝2000メートル、良)

 阪神競馬場のスタンドのリフレッシュ工事により1990年の第43回以来の京都競馬場開催となった古馬による中距離重賞は13頭立て(ロードデルレイは競走除外)で争われ、岩田望来騎手が騎乗した単勝1番人気のヨーホーレイク(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎父ディープインパクト)が勝利。先行集団のなかでレースを進めると直線は馬場の中央から抜け出し、ボッケリーニの猛追を頭差しのいだ。エフフォーリアシャフリヤールと同世代で日本ダービーにも出走したが、脚部不安により2年2か月もの長期休養を余儀なくされた。今年の金鯱賞(3着)で復帰し3戦目。2022年日経新春杯以来となる重賞2勝目で復活の白星を挙げた。

 2着に2番人気ボッケリーニ(ジョアン・モレイラ騎手)、3着は5番人気エアサージュ(松山弘平騎手)が入った。勝ち時計は1分57秒2。

 岩田望来騎手(ヨーホーレイク=1着)「馬場がいいので、後ろからでは届かないと思って、いいポジションで競馬ができました。どっちが勝ったか分かりませんでしたが、モレイラさんから“オメデトウ”と言われました。ポテンシャルは秘めています。脚もとの様子を見ながらですが、もっと上を目指せると思います。(自身は5月31日が24歳の誕生日)鳴尾記念を勝ててほっとしています」

 友道康夫調教師(ヨーホーレイク=1着)「終始手応えよく回ってきて、これなら最後まで辛抱してくれるかなと思った。長期休養から3回目ですけど、初戦(金鯱賞)からいい動きをしていた。3回目でようやく勝ててよかったです。2年休んでいたので、まだまだこれから。ダービーから期待をしていた。脚もとだけは注意していくけど、今のところ問題なく順調。どこかでG1タイトルをとらせてあげたい。この後は宝塚記念には向かわず、秋に備えます」

スポーツ報知

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