元
JRA騎手の小林 徹弥(こばやし・てつや)さんが1日夜に死去したことが2日、分かった。50歳だった。
93年に栗東・目野厩舎所属で騎手デビュー。96年
マイラーズC(
ニホンピロプリンス)で
JRA重賞初制覇を飾った。
その後も99年
エルムS(
ニホンピロジュピタ)、01年
京都牝馬S(
グレイスナムラ)、02年
シルクロードS(
ゲイリーフラッシュ)で重賞V。03年ダービーは
チャクラとのコンビでダービー初騎乗を果たし、14番人気6着。08年東海Sは単勝オッズ102.2倍の13番人気
ヤマトマリオンを勝利に導いた。
▼目野哲也氏(師匠)今朝、小林の携帯から着信があり、何か用かな?と思ったら奥さまからで「亡くなりました」とのことでした。まだ若いし、早すぎる。お酒が好きだったから体を壊したのかな。性格が良くて周りのみんなにもかわいがられ、いい競馬をしてくれたし、思い出はたくさんあります。残念です。
小林 徹弥(こばやし・てつや)1974年(昭49)5月5日生まれ、埼玉県出身。93年3月、栗東・目野厩舎所属でデビュー。同年5月2日、
マーチングランで初勝利。96年
マイラーズC(
ニホンピロプリンス)で
JRA重賞初制覇。
JRA通算7637戦383勝、うち重賞5勝。19年5月20日付で引退し、栗東・千田厩舎の調教助手を務めた。血液型B。
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