6月2日の京都11R・松風月S(3歳以上オープン、ダート1200メートル=16頭立て)は、3番人気の
ジレトール(牡5歳、栗東・
松永幹夫厩舎、父
ロードカナロア)がゴール前、
マニバドラ(
松山弘平騎手)が逃げ込みをはかるところを、強烈な末脚で差し切った。勝ち時計は1分10秒5(稍重)
わずか鼻差だが、勢いは勝っていた。「切れ味はすごいですね。出遅れましたが、焦らず、レースを進めました。いい時に乗せてもらいました」この日の4勝目となる価値ある勝利に、
鮫島克駿騎手は表情を緩めた。
松永幹調教師も手応えを感じていた。「2走前に、いい脚を使っていたので、最後は来るかなと思っていました。うまく乗ってくれましたね。今後も1200メートルを中心にいきます」。リフレッシュしたあとの動向が楽しみになってきた。
スポーツ報知