東京のGI連続開催直後のレースだが、秋以降に向けて賞金を加算しておくために実力馬が参戦してくることもしばしば。近10回だと、
エイシンヒカリ、
サトノアラジン、
ルージュバック、
サラキア、
ノースブリッジ、
ジャスティンカフェ、
ルージュエヴァイユら後にGIで活躍する馬がここで連対している。
1.4歳馬が圧倒的
過去10回で、4歳馬が[5-5-4-24]で複勝率36.8%と圧倒的な成績を残している。対して、5歳馬は[4-2-2-35]で複勝率18.6%、6歳馬は[1-3-3-28]で複勝率20.0%、7歳以上馬は[0-0-1-43]で複勝率2.3%。
2.前走敗れた馬が巻き返す
過去10回で連対した20頭中、11頭は前走で5着以下だった。重賞以外で敗れていた馬がここで激走してくるケースはほとんどないが、前走が他場のGIIやGIIIだった馬が変わり身を見せてくるケースは多い。
3.前走の上がりに注目
過去10回で、前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬は[0-3-2-18]と勝ち切れていない。2位だった馬も[1-1-0-13]、3位だった馬も[1-1-0-14]と目立たない。近走道悪で行われることが多かったこともある程度影響していそうだが、速い上がりを使ってきた履歴は、今回に関してはあまり強調材料とはならない。
レーベンスティールは昨年の
セントライト記念を制した後、
香港ヴァーズに挑戦して8着。国内復帰初戦の前走・
新潟大賞典はまさかの11着に敗れた。2走続けて結果が出ていないが、ここに入れば実績上位は明白。東京コースで巻き返しを期待。