スマートフォン版へ

【AI予想・エプソムC】前走5番人気以内の馬に良績は集中! 配当妙味が十分な本命候補3頭とは

  • 2024年06月03日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日にエプソムカップ(GIII)と函館スプリントS(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われるエプソムCを取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年のエプソムCでの年齢別成績を見ていきます。過去10年のエプソムCでは4歳馬が5勝2着5回3着4回と活躍。複勝回収率は169%と優秀ですし、今年も4歳馬に注目して損はないかもしれません。次いで結果を残しているのが5歳馬で4勝2着2回3着2回、6歳馬が1勝2着3回3着3回となっており、年齢の若い順に良績が集まっています。

 一方で7歳以上の馬は44頭が出走し3着1回と苦戦しています。7歳以上の馬で唯一馬券に絡んだのは14年のダークシャドウ。本馬はGIIで勝ち鞍があり、GIでの連対実績も有していた実力馬でした。若い年齢の馬が活躍する一戦ではありますが、他馬を圧倒するような実績を持っている高齢馬ならば好走する可能性は残されるので注意したいところです。

 続いては、過去10年のエプソムCにおける前走人気別成績です。過去10年のエプソムCでは前走5番人気以内の馬が9勝2着9回3着7回と圧倒しています。前走で上位人気に支持されるのは、それだけの実績を持っている事や近況に優れた点があると言えますので、能力の高い馬や近況好調馬が順当に結果を残していると言えるかもしれません。

 対して、前走で6番人気以下だった馬は1勝3着3回と結果を残せていません。馬券に絡んだ4頭の内3頭にはオープン特別以上の芝1800mでの勝利実績がありました。今回と同じ距離に高い適性を示している馬については、前走で人気薄だったとしても得意の距離で結果を残す可能性があるので注意した方がいいかもしれません。

 それでは早速ですが、今週のエプソムCでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆配当妙味が十分な本命候補

ニシノスーベニア

 2走前の幕張S(3勝クラス)を5馬身差で快勝。道中は先団を追走し、3コーナー過ぎから先頭目掛け進出開始。直線に入りあっさりと先頭に立つと、そのまま後続を突き放し独走状態となります。ゴール前では抑える余裕を見せるほどの完勝劇。その勢いで挑んだ前走のダービー卿CT(GIII)では4着。前残りの競馬の中、中団から脚を伸ばして掲示板は確保しましたし、重賞でも十分に通用する能力は見せた一戦と言えます。

 今回は初めて芝1800mに出走する事となりますが、近走を見ると折り合いを欠くようなシーンはないですし、父ハービンジャーで距離延長でも対応してくれるはずです。また、ハービンジャー産駒はオークス(GI)でチェルヴィニアが優勝、先週の安田記念(GI)ではナミュールが2着に好走するなど、今の東京での重賞で活躍しているのも強調材料になります。能力や条件を見ても不安な点はありませんし、上位争いに加わっても何ら不思議はない1頭と言えるのではないでしょうか。

ノースザワールド

 3走前の東風S(L)で2着に好走しており、オープンでも通用する能力は示しています。近2走は結果を残せていませんが、2走前は重馬場で前走はやや重と道悪の競馬になってしまった事が要因と言えそうですし参考外と見ていいかもしれません。

 昨年の毎日王冠(GII)では6着。ソングラインシュネルマイスターなどのGI勝ち馬も出走する中で、6着とは言え勝ち馬から0秒4差でしたし着順以上に評価できる内容だったと言えます。今回は、その時と比べればメンバーレベルは楽になっていますし、毎日王冠での走りからここならば十分に通用するのではないでしょうか。目立った実績がなく人気薄での出走となりそうですが、十分な警戒が必要な1頭と言えるかもしれません。

ヴェルトライゼンデ

 これまでに日本ダービー(GI)3着、ジャパンC(GI)3着など、今回のメンバーでは抜きんでた実績を持つ本馬。重賞勝ちは23年の日経新春杯(GII)と22年の鳴尾記念(GIII)で挙げており、はっきりと格上と言える存在であるのは言うまでもありません。

 今回は昨年の大阪杯(GI)以来、およそ1年2か月ぶりの出走となります。前走後に屈腱炎を発症し、長期休養明けとなりますが、22年の鳴尾記念を勝った時も1年以上の休み明けでしたし、間隔が開き過ぎていても自身の力は出し切れるタイプと言えそうです。左回りでは複勝圏を外していませんので東京コースも歓迎材料。能力は高い馬ですし、長期休み明けが嫌われて多少でも人気を落とすようなら狙う価値は十分にあるのではないでしょうか。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す