◆第70回
東京ダービー・交流G1(6月5日、
大井競馬場・ダート2000メートル、稍重)
今年から新体系となった3歳ダート3冠の2戦目は16頭によって争われ、
JRA所属で
三浦皇成騎手が手綱を執った1番人気の
ラムジェット(牡、栗東・
佐々木晶三厩舎、
父マジェスティックウォリアー)が優勝。寒椿賞、
ヒヤシンスS、
ユニコーンSに続く4連勝での制覇となった。三浦騎手は14年
全日本2歳優駿(
ディアドムス)、22年
JBCスプリント(
ダンシングプリンス)に続く、交流G1勝利となった。管理する佐々木調教師は地方のダート
グレード競走初勝利を交流G1で飾った。勝ちタイムは2分6秒1。
2着は2番人気の
サトノエピック(
横山和生騎手)、3着は3番人気の
アンモシエラ(
坂井瑠星騎手)で
JRA勢力が占めた。
三浦皇成騎手(
ラムジェット=1着)「ありがとうございます。この馬とコンビを組ませてもらって海外も含めですけど、いろんな話があがるなか、緊張感のなか、毎回毎回皆さんを驚かせる競馬をしてくれています。本当にこの馬は成長力しかないので、大きいレースを勝たせていただいて感謝しています。いろいろな環境の変化や課題があるなかで、信じて乗っていますし、牧場、厩舎を含め、重要な
アンカーとしてのバトンだったのでホッとしています。佐々木調教師とも話していてこれから舞台を上げていかなければ行けないので、この馬のリズムを一番重視して、ポジション関係なくおのずとあのポジションになりました。レースは相変わらず4コーナー置かれてしまいましたが、乗っている僕としては間違いなく差しきれる、むしろどのくらい離せるのか、と思って、まだ遊び遊びで、この着差(6馬身差)なので、完勝だったと思います。佐々木調教師は『この馬、皇成に合っている』と言ってくれていたので裏切らないよう乗るだけでしたし、期待馬を任せてくれたオーナーにも感謝しています。鳥肌が立つような一日でした」
スポーツ報知