ディープインパクト産駒の最終世代となる
オープンファイア(牡4、栗東・
斉藤崇史厩舎)が、土曜東京11Rの
ジューンステークス(3歳上・3勝クラス・芝2400m)でオープン入りを狙う。
オープンファイアは
父ディープインパクト、
母ゴーマギーゴー、母の
父Ghostzapperの血統。母は米G2を2勝している。名馬、名種牡馬である父にとって、国内に6頭しかいない“最終世代”にあたる1頭。21年のセレクトセール当歳では3億円(税抜)の高値となった。
ここまで4戦1勝。2歳9月の新馬(中京芝2000m)を鮮やかに差し切り。しかし、その後はアイビーSが
チャンスザローゼスの3着、
きさらぎ賞が
フリームファクシの2着と、勝利には手が届かず。故障もあってクラシックは見送ることとなった。1年1カ月ぶりだった前走の
御堂筋Sは好位から伸びずバテずの4着。ただ、長期ブランクを考慮すれば及第点の内容だったといえる。
血統や馬っぷりの良さから見て、いずれは重賞戦線での活躍が期待される器。鞍上には
ルメール騎手を確保。同期で
日本ダービー3着の
ハーツコンチェルトなど強敵が揃った一戦だが、何とか結果を残したい。