「
エプソムC・G3」(9日、東京)
未完の大器が重賞の舞台に戻ってくる。21年
京都2歳S6着以来の重賞挑戦となる
トゥデイイズザデイは5日、栗東坂路で追われ、4F54秒1-39秒0-12秒1を計時した。軽めながら躍動感あふれるフォームで駆け上がり、仕上がりは万全だ。
池江師は「サッとやっただけですが、思った以上に時計が出ましたね。背腰の疲れをしっかり取って立ち上げたことで、状態はいい頃と変わりないです」と納得の表情。「毎回、一生懸命走る馬。叩き良化型でもないですし、このぐらいの間隔をあけた方が走りますからね」と、中5週の臨戦過程を歓迎した。
東京は初めてだが、左回りは〈2・2・1・1〉と大得意。師も「坂がどうかですが、ワンターンの1800メートルは合っています」とコース形態をプラスに捉える。「背腰も少しずつ強くなっていますし、そこがパンとすればもう一段上に行ける馬だと思っています」と大きな期待を語る。一歩ずつ成長を続ける
ディープインパクト産駒の5歳馬が、初の府中でさらなる飛躍のきっかけをつかむ。
提供:デイリースポーツ