スマートフォン版へ

【函館スプリントS】「2着はいらない」重賞13度目挑戦の斎藤誠調教師&新騎手が親子タッグでタイトル奪取だ

スポーツ報知
  • 2024年06月06日(木) 06時30分
◆函館スプリントS追い切り(5日、函館競馬場)

 週末2重賞の最終追い切りが5日、行われた。サマースプリントシリーズ開幕戦の第31回函館スプリントS・G3(9日、函館)は、アサカラキングが函館競馬場の芝コースで迫力満点の伸びを披露。斎藤新騎手(23)=栗東・フリー=と斎藤誠調教師(53)=美浦=が、親子タッグでタイトル奪取を狙う。

 「2着はいらない」―。アサカラキングとコンビを組む斎藤が、並々ならぬ決意でサマースプリントシリーズ初戦に臨む。

 函館・芝コースでの最終追い切りは、単走かと見間違うほどタイセイアーサー(6歳1勝クラス)が大きく先行した。4角でも5馬身ほど差があったが、直線で僚馬の内からパワフルに脚を伸ばし、並ぶ間もなくパス。5ハロン64秒4―11秒0のタイムで1馬身先着した。

 斎藤誠調教師は「1週前に時計を出して体をつくって函館へ。今日も前を目標にして、(前と)間隔があるなと思っていたけど、最後は内を回って伸びて予定通り」と充実の動きに納得の表情を浮かべた。

 2走前の阪急杯で鼻差2着に好走し、重賞レベルの実力を証明。前走のモルガナイトSは、初めての1200メートルにもかかわらず、後続に2馬身差をつけて逃げ切った。快進撃の始まりとなった5走前の1勝クラスから手綱を任されている鞍上は「2走前は勝ち馬が強かったけど枠の差もあった。このメンバーでもスピードは上位。前走の勝ちっぷりからも自信が持てる。ここで勝って万全な状態で次の舞台へ行きたい」と、早くもスプリンターズS・G1(9月29日、中山)を見据える。

 斎藤誠師斎藤新の親子タッグで挑んだJRA重賞は過去12度あり、2着(2回)が最高。「調教師に『この馬は新が一番よく知っているから』と調教も任せてもらった。現状で一番、重賞制覇に近いのが今回。もらったチャンスをしっかり勝ち取りたい」と斎藤。親子の思いを乗せた快速馬が、函館開幕週の主役になる。(浅子 祐貴)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す