久々のダートで復活なるか。
ドウデュースの半兄となる
ロンズデーライト(牡6、栗東・
高橋一哉厩舎)が、土曜東京10Rの青梅特別(3歳上・2勝クラス・ダ1600m)で3勝目を狙う。
ロンズデーライトは
父ディープインパクト、
母ダストアンドダイヤモンズ、母の
父Vindicationの血統。母は12年の米G2
ギャラントブルームHの勝ち馬で、同年の米G1のBCフィリー&メアス
プリントでは2着だった。そして半弟の
ドウデュースは21年の
朝日杯FS、22年の
日本ダービー、昨年の
有馬記念の覇者。また、半姉の
フラーレンもダートで4勝を挙げてオープンまで出世している。
ここまで11戦2勝。デビュー2戦目だった21年6月の未勝利(札幌ダ1700m)で初勝利。昇級後は苦戦が続いていたが、昨年5月の1勝クラス(京都芝1600m外回り)で2勝目を挙げた。その後、
皆生特別では2着に健闘したものの、近3走は12着、10着、8着と大敗続き。休み明けの今回は1年9カ月ぶりのダート、さらには
高橋一哉厩舎への転厩初戦と、大きく条件を替えての一戦となる。
高橋一哉調教師はここまで中央と地方を合わせて5勝と、今年開業の8人の中では
福永祐一調教師と並んでトップの数字を残している。不振だった馬を次々と復活させている「高橋再生工場」で浮上のきっかけをつかめるか、超良血馬の走りに要注目となる。