日曜の京都は天気が崩れる予報となっている。そこで京都メインの三宮ステークス(3歳上・オープン・ダ1800m)について、道悪で浮上する馬を占いたい。
注目したいのは脚質だ。14年以降の京都ダ1800m・重&不良の特別戦、全21鞍を振り返ると、逃げた馬が[7-2-2-10]と抜群の成績を残している。今年1月の東海S、4角の通過順通りに
ウィリアムバローズ→
オメガギネス→
ヴィクティファルスで決まったシーンを覚えているファンも多いだろう。また、枠順別の成績を見ると、明らかに内枠有利。逆に8枠は1頭も勝ち馬が出ていないことは覚えておきたい。
そこで注目したいのは
オメガギネス(牡4、美浦・
大和田成厩舎)だ。前述の
東海Sの2着馬。その後は
フェブラリーSが14着、
オアシスSが3着と人気を裏切っているが、前者は初の詰まったローテーション、前走は初の59kgが堪えた印象だから、参考外でいい。58kgで挑める今回、得意の高速馬場なら4戦ぶりの勝利が期待できる。他では単騎で逃げられそうな
レガーメペスカ(牡7、栗東・
藤野健太厩舎)、東京ダ1600mをレコード勝ちした実績のある
デシエルト(牡5、栗東・
安田翔伍厩舎)にも注意したい。
また、函館ス
プリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)にも触れておこう。現状では良の可能性が高いが、仮に道悪になれば稍重ベストの
ゾンニッヒ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)、血統も馬体も
パワー型の
サウザンサニー(牡4、美浦・
岩戸孝樹厩舎)の評価を上げたい。