G1・22勝の名伯楽・
国枝栄師(69)が、東京日曜5Rの
アルレッキーノ(牡、父
ブリックスアンドモルタル)で今年の2歳新馬初陣を迎える。1歳上の半姉
チェルヴィニアは今春
オークスV。
母チェッキーノは
藤沢和雄厩舎で
フローラS1着、
オークス2着と好走した良血だ。国枝師は「気性は(藤沢和元調教師から)伝え聞いていた
チェッキーノにそっくり。走りたがりでグングン行っちゃう。でも調教の速いペースになると、気分良く走れている。雰囲気はとても良い。走りが軽い」と目を細める。
5日の最終追いはWコースで馬なりで6F81秒7〜1F11秒4と軽快な走り。指揮官は「反応がいい。2歳戦だから、あまり行き過ぎない方がいいかな。ルメさん(ルメール)はお母さんも(姉の)
チェルヴィニアも乗っているから分かっているでしょう」と手応え。
26年2月に定年を迎える同師にとって、現2歳がラストクラシック世代となる。
アーモンドアイでもおなじみの国枝師&ルメールの“黄金コンビ”のデビュー戦に注目だ。
スポニチ