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【エプソムC予想】春の東京開催最後の平地重賞 瞬発力よりも長く使える脚が勝負を分ける

  • 2024年06月09日(日) 06時35分
 春の東京平地重賞を締めくくると同時に、サマー2000シリーズへと向かう馬たちによる中距離の別定重量戦。東京競馬場芝1800mは2角ポケットからのワンターンコース。上がり3ハロンの上位3頭以内馬は過去10年で[6-5-4-19]だから、瞬発力勝負というよりも長く良い脚を使える馬が有利にレースを運べるイメージだ。また、シーズン末期ということもあって過去10年間で3番人気以内馬は[6-3-3-18]とやや苦戦傾向というのも見逃せない。

 ◎グランディアスピカS優勝馬。前走は半マイル通過が48.3秒というスローペースを後方待機。最後2ハロンが11.5秒、11.3秒という加速ラップになったが、楽に突き抜けた。ハービンジャー産駒の大型馬で中山競馬場よりも、東京コースの方が競馬がし易いはずで、実際、昨春のむらさき賞ではローシャムパークと接戦を演じている。芝1800mは[2-2-1-3]と得意にしており、ここは不安よりも期待の方が大きい。

 〇ニシノスーベニアは幕張S優勝馬。中山競馬場の短い直線であっという間に5馬身差突き抜けた内容は素晴らしく、昇級戦、初の重賞挑戦となった前走も悪い内容ではなかったものの前残りの展開に泣かされてしまった。その前走も含め、昨年秋から中山マイルを使われているが、下級条件時代とはいえ東京競馬場はダートも含め[2-2-1-4]。ハービンジャー産駒だけに広いコースに替わるのは悪くないはずだ。
 
 ▲レーベンスティールセントライト記念優勝馬。2歳秋のデビュー戦は、今回と同じ舞台でソールオリエンスとともに3着以下を引き離したマッチレースを演じている。セントライト記念のあとひと息入れ、遠征した香港はレース前の消耗が激しく惨敗、前走の新潟記念も最後は伸びを欠いた。ここは59kgがポイントになりそうだが、復活の足掛かりにしたいところだ。

 △ヴェルトライゼンデ日経新春杯など重賞2勝馬で、ホープフルS2着、日本ダービー3着、ジャパンC3着。積み上げた実績は一枚上だが、1年以上ぶりの実戦がどうか。

 先行力を武器にラジオNIKKEI賞2着の△シルトホルン、前走でクラスにめどを立てた△トゥデイイズザデイ、芝1800m戦では[4-2-0-3]の△アルナシームと、3勝クラスを勝ち上がったばかりだが前走が好内容だった△マイネルケレリウスも押さえておきたい。

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