京都競馬場で6月23日(日)に行われる
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。目前に迫る“上半期の
グランプリ”で、これまでに生まれた記録や興味深い出来事とは。今回は騎手の勝ち星について深堀りする。
64回の歴史において、複数勝利を挙げているのは13名。最多勝利は
武豊騎手で、89年に
イナリワンで初制覇すると、93年に
メジロマックイーン、97年に
マーベラスサンデー、06年に
ディープインパクトと4勝を挙げている。今年は京都での代替開催となるが、前回京都の
宝塚記念で白星を飾ったのも同騎手だった。
そして、もうひとり注目したいのが
池添謙一騎手。
有馬記念などビッグレースにめっぽう強く、“
グランプリ男”や“お祭り男”などど称されるが、
宝塚記念でも05年に
スイープトウショウで勝利を挙げるなど、【3-2-2-9】と素晴らしい成績を残している。3勝以上をマークしているのも
武豊騎手と池添騎手だけだ。
また親子での快挙も。横山一家は祖父・富雄騎手が71年に
メジロムサシで制覇すると、父・典弘騎手が91年に
メジロライアン、14年に
ゴールドシップで勝利。さらに息子の和生騎手が22年に
タイトルホルダーで白星を挙げ、“親子三代で
宝塚記念制覇”を達成している。武史騎手はまだ未勝利だが、今年は
ソールオリエンスとのタッグでの参戦が報じられている。
【複数勝利したことがある騎手】
■4勝
武豊騎手■3勝
池添謙一騎手■2勝
C.ルメール騎手
横山典弘騎手栗田勝騎手
佐藤哲三騎手
西浦勝一騎手
村本善之騎手
内田博幸騎手内藤繁春騎手
南井克巳騎手
野平祐二騎手
和田竜二騎手